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オロロンライン


 『OUTRIDER』というツーリング雑誌があります。夏を迎えるとバイク雑誌はこぞって北海道特集を組みますが、あるとき『OUTRIDER』の表紙(もしくは特集ページの扉絵だったか)に載った1枚の写真が私の心を強く捉えました。それは、段々の道をこちらに向かって走って来る1台のバイクの写真(下記イラスト参照)。 道道106号線のツーリング記事でした。
 実際に訪れてわかったことですが、道道106号線には、実はこのような段差の激しい道はありません。数百mという単位で見れば、確かにゆるやかな起伏はあるのですが、感覚的にはひたすら平坦で真っ直ぐな道です。その写真は望遠レンズによる遠近感の圧縮効果を狙って作画されていたため、極端な段差のある印象的な道に見えたわけです。

原風景

 写真と実際の道の印象は異なれど、やはり道道106号線は素晴らしい道でした。あの1枚の写真が私を北海道ツーリングに駆り立て、そしてその後も北海道に誘い続ける、言わば原風景になっている気がします。



道道106号線

 平坦で真っ直ぐな道に見えますよね。(天気がいまいちなのが残念)


起伏

 でも、拡大すると、ご覧のようにゆるやかな起伏があるにはあります。このような場所を超望遠レンズで撮って、サンフランシスコの坂道のような段々に見せたのでしょう(ちなみに『OUTRIDER』に載ってたのは、ここではなく別の位置の写真だったと思います。)


ZRX1100

 北海道の話題とはズレますが、今は亡き愛車、KAWASAKI ZRX-1100。ライムグリーンも似合いますが、Z1Rを思い起こさせるこのカラーが気に入っていました。


地平線

 このあたりは少しの起伏もなく、どこまでも続く直線が空に消えています。


牧草ロール

 別の日の写真です。道の両側には、いかにも北海道らしい風景が広がります。やはり晴れているといいですね。


利尻島

 牧草地の向こう側に利尻島が見えます。


牧草ロール

 ここは、道道106号から若干内陸に入ったところ。サロベツ原野のペンケ沼とかパンケ沼を見ようと車でうろちょろしているときに見つけた場所です。ちょっと霞んでますが、向こうに利尻島が見えます。


展望塔から

 うろちょろしているうちに見つけた展望塔の上からの景色です。ちょっと雲の影が落ちてしまっているのが残念ですが、限られた旅行期間の中で雲がどくのを辛抱強く待つ時間もありません。北海道にずっと居られたら、と思います。

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